少子高齢化や人口減少が進み、経済情勢が厳しくなる中で、今後、地域社会の維持が困難になることが考えられます。
誰もが安心し、生きがいを感じながら暮らすことができる地域づくりのためには、公的な施策はもちろん必要ですが、地域住民一人一人が「支え手」「受け手」という関係を超え、地域の課題を「我が事」として捉え、地域の企業、ＮＰＯ、教育、福祉等の関係機関・団体とも連携した取組みが大変重要となってきます。
今回、「地域力」「地域共生社会」をキーワード（切り口）にして、地域の多様な機関・団体が協働して地域づくりに取り組んでいる事例を聞き、情報交換を行うことで参加者同士の交流を深め、今後、香川県においても「つながりによる仕事づくり」や、「地域の課題を地域で解決する仕組みづくり」など、地域力の向上に向けた取組みを具体的に作り上げるためのきっかけづくりを目的として、本交流会を開催します。
また、毎年１２月は市民活動の分野では「寄付月間」と位置付けられていることから、上記のような地域の動きを支える財源づくりのあり方についても議論を進めたいと思います。
 
 
【日　時】
平成29年12月16日（土）13：00～16：30
 
【場　所】
高松商工会議所５階５０１会議室
（香川県高松市番町2-2-2 TEL:087-825-3501）
 
【プログラム】
13:00～　開会
 
13:05～　実践報告
「地域共生社会の実現に向けて～地域へのアプローチと実践者の役割～」
■社会福祉法人岸和田市社会福祉協議会
青山 織衣　氏（地域福祉課地域福祉係長兼ボランティアセンター主任）　
地域組織をベースとした住民同士の支えあい活動を組織基盤整備から活動支援まで伴走型で行うと共に、ボランティアの参画による在宅福祉サービス事業や子どもたちへの福祉教育プログラムを実施。
■NPO法人地域福祉サポートちた
岡本 一美　氏（理事/NPO法人知多地域成年後見センター理事）　
1990年以降、知多地域(5市5町)に生まれた福祉NPO36のネットワーク組織。
人材育成や協働推進事業を行う。
■社会福祉法人あさがお福祉会
保岡 伸聡　氏（法人統括施設長）
誰でもが利用でき、福祉種別の範囲を限定しない「ハコ」であり、その地域ニーズによって変化や進化をする「モノ」がつだまちキッチンです。
 
14:05～　地域の現状に関する情報提供
■高松市市民政策局コミュニティ推進課　課長　藤田 晃三　氏
■高松市コミュニティ協議会連合会　事務局長　村上 和広　氏
■香川県共同募金会　常務理事兼事務局長　山地 知洋枝　氏
 
14:35～　休憩
 
14:45～　参加者同士の意見交換（グループワークショップ）・全体まとめ
■実践報告各団体
■コーディネーター：かがわ地域連携センター　共同代表　丸山 輝裕
 
16:30～　閉会
 
【参加費】　無料
 
【参加対象】　県内ボランティア・NPO団体、地域コミュニティ、企業、社会貢献活動に関心のある方
 
【主　催】　　第２７回香川県ボランティア・ＮＰＯ交流集会実行委員会
 
【共　催】　　社会福祉法人香川県社会福祉協議会・社会福祉法人香川県共同募金会、かがわ地域連携センター　　
 
【後　援】　　香川県、高松市
 
【申込み・問い合わせ先】　社会福祉法人 香川県社会福祉協議会（藤本）
〒760-0017 高松市番町1-10-35
TEL 087-861-0546　FAX 087-861-2664
E－mail　vc37@kagawaken-shakyo.or.jp
 
【チラシはこちらをご覧ください】
NPO交流集会